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[作家紹介]#WeSongCycle

更新日:2020年6月26日

#WeSongCycle では、 #6カ国 の #ミュージカル作曲家・作詞家 計9人による

#国際共作 で #ソングサイクルミュージカル を創作中。

私が提示したテーマ”#Heroism”に基づき、

各ペアが2曲ずつ、計8曲(予定)の新作ミュージカル。

私はArtistic Directorとして企画立案から関わっている。

今回は、9名の作家紹介。


世界6カ国計19人の作家達と話してこの9名が決まった。

元々友達で是非一緒にミュージカルを創ってみたかった作家達が5名。新たに紹介等で出会った作家達4名。

国は、私が住んでたアメリカ(主にNYC)とオーストラリアが多く(オーストラリは6人話したけど決まったのは1人)、カナダ・韓国・イギリス、そして日本。私との出会いは殆どがNYCなので、NYCが多くの人達の交差点になっている。

この9名の作家達をどうペアにするか、キャスティングみたいで面白かったので、狙ったことを書いてみよう。(実際にどんな曲を書くだろうか?!)


⭐️作曲:瓜生明希葉さん ✖️ 作詞:宮野つくりさん

キーワードは、「女子力」❤️女心をキュートな曲に乗せてくれるのでは?! 

瓜生さんは、10代からシンガーソングライターとして活躍し、高校時代に舞台「人間風車」の劇中歌に抜擢され以降、数々の話題の舞台やCMに楽曲提供等で活躍。昨今は宝塚歌劇団花組さんの「ハンナのお花屋さん」や明日美りおさん退団公演「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」等でも作曲され、宝塚歌劇団の植田景子先生にNY繋がりで紹介して頂き、意気投合!昨年お邪魔したライブで「Ladies」という楽曲を聴き、大感動。54th Belowを目指した別作品も一緒に創作中の作曲家さんで、今回の国際コラボ企画に参加してくれて、とっても嬉しい!

宮野さんは、初めまして。以前、Twitterで見つけた「Snow Woman」という楽曲を聴き、イマドキの女心の描き方が面白いと思っていた方。


そして、「フェミニズム」視点が現代ミュージカルに必要という事で共感し「1曲ミュージカル(曲単体で完結する)」を何曲も作られてるということで、ソングサイクルにもご本人の興味がピタリ。

女子力高い2人の世界観のマリアージュが楽しみ♪


⭐️作曲:Minhui Lee(韓国) ✖️ 作詞:Polly Hilton

キーワードは、「原作もの」♬誰もが知る物語から新たな切り口を見出してくれるのでは?!

Minhuiは、私がNYCでショートフィルム「Luv Connected?!」 を創った際の作家にNYCで紹介された作曲家。初対面でユニオンスクエアのオシャレバーでガールズナイト。神話やおとぎ話、文学を原作に、現代視点で書くことへの興味で意気投合し、是非一緒に作品を創ろうと話していた。普段はNY在住の彼女も、今はコロナで韓国の家族の元に。スケールの広いPOP tuneが魅力の作曲家さん。Off-Broadwayの劇場が開催するミュージカルラボで作品を発表したり、ブロードウェイアーティストもライブするオフブロードウェイのライブハウスJoe's Pubでもライブ開催等、活躍中。この曲は日本人もお馴染み辛源君出演!


Pollyは、大学院のミュージカル演出クラスのクラ友。当時、彼女は大学生。学内公演した「Follow My Light」というピーターパンとフック船長の光と影を描いたミュージカルは、学内で話題になるだけでなく、学生ミュージカルのEvvy Awardでも披露。


彼女は女優でもあり、まさに学内のミュージカルヒロインで、卒業後もNYCの92nd Y Theaterでのブロードウェイメンターがつく作家フェローシップに合格し、創作や作品発表をしている。児童文学を原作にしたミュージカルのアイディアを、NYのスタバで何回か話し、彼女の情熱とユーモアが大好き♬ 学内のミュージカルヒロインがNYCでどう活躍していくか、楽しみ!


⭐️作曲:Jamie Maletz(NYC) ✖️ 作詞:Joe Slabe(Calgary,カナダ)

キーワードは、「作詞・作曲家」♬お互いに作詞も作曲もするコンビ。ペアを組むことで最強タッグになるか?!

Jamieは、NYCで私が書いたミュージカル「KAGUYA-織り成す竹取物語-」の英語脚本家を探していた時に出会った作詞・作曲家さん。ワシントンスクエアのスタバで会い、ファンタジーや神話が好きなことから、私が「竹取物語」の中に作った白ウサギのキャラをどう活かすかアイディアを話してくれ、意気投合。弟さんがゲームアプリの開発をしててゲーム好きのため?!ネタが豊富な彼女の話やキャラクター設定の裏設定等の細かさはとても面白い!54th Belowでもライブをプロデュースしたり、BWキャスト出演の楽曲発表もしている



Joeは、今回演出家のスタフォードに紹介してもらった方。カナダのカルガリーで新作ミュージカルを上演するご自身のシアターカンパニー、フォルテミュージカルのプロデュース・芸術監督を担う。自粛生活の中でのリモート社会関連で、「TOUCH ME」という人との距離を題材にしたミュージカルレビューを作ったことを話してくれた。数々の大プロダクションで音楽監督も務める彼が、今回は敢えて強みの「音楽」ではなく、作詞で参加。敢えて、作詞・作曲両方やる人と組んでみたいという希望も。作詞・作曲の領域を行き来しながらのコラボは難しそうだけど、一番2人で一緒に作る感じになるペアだろう。


⭐️作曲:Lucy O'Brien( オ-

ストラリア) ✖️ 作詞:Brandon Michael Lowden

キーワードは、「ニッチ」♬ 思いも寄らない視点からの楽曲が生まれるかも?!

初めましてのLucyは、フェミニズム視点の楽曲を書いているメルボルン出身の作曲家。今回のテーマに対し、「女性ヒーロー」の視点も入ったらいいなと思っています。その時に、面白そう!っと思ったのが、今回は作詞で参加してくれたBrandon。彼が書いた「Let Her Kick」をNYで演出補したのが出会い。その作品は、女性だからアメフトのベンチ選手になっていた高校生の女の子が、先生たちを説得し、最終的には試合に出場し、タッチダウンを決めるストーリー。男性作家でも、フェミニズム視点を見事に描き、その為に必要な歴史上の女性アスリートが登場したり、母や先生たちの視点も角度が様々で面白かった。他にも最近はAIキャラクターのミュージカル曲制作にもハマっている彼。昨年、ブロードウェイのリビングルーム54thBelowで行われた新曲コンテストで優勝し、「Mean Girls」主演のErika Henningsenが歌ったレコーディング映像がこちら。

作詞作曲家であることから、Joeの男同士ペアも検討したけど、Brandonは異文化とか時差の中で働く事も、最近興味があってやっているとのことで、地球の真裏、季節も真逆のメルボルンのLucyとペアにした。クリアな主張とキャラクターの切り口の面白さが、このコラボでどう昇華されるか!


⭐️脚本・作詞家 Annabel Mutale Reed

 ロンドンから参加。1歳のママ✖️定例MTGがロンドン時間の深夜0-2時ということで、今回はペアではなく、テーマのもと楽曲にインスパイアされたSpoken word(話すことを前提にリズムや音が良いように書かれた詩)を担当してもらうことに。

エディンバラのフリンジフェスティバルで自身のミュージカルを発表。ロンドンのハミルトンキャストが歌う彼女の楽曲You Matter Today"STOP-A New Musical""はこちら


と、初めましてで、いきなり1週間の短期間で楽曲制作をする4組のペアが誕生。そして、生まれる曲達を言葉で繋ぐAnnabelとビジョンでまとめる私。


同じ生活時間のペアと、時差ペア。

興味似てそうな人達同士を組んでみたけど、関係作りから始まる曲作り、どんな共作になるか!

ここから、未来の傑作に繋がる作家ペアが誕生するかも?!とワクワク。この時期だからこその国際コラボが楽しみ!



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