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渋谷真紀子:2019ミュージカル(学校・新作・渋谷文化村通りで!)

日本芸術専門学校

卒業公演「Dream Line」共同演出、

ミュージカルプロジェクト「Fame」演出


朗読ミュージカル「星の王子さま」

&新作ミュージカル「Mirror, mirror...」一部楽曲披露@JZ BRAT 脚本・作詞・演出


渋谷音楽祭ストリートミュージカル「SHIBUYA FINDS YOU」構成・演出


ブロードウェイ俳優テリー・リアンのソロコンサート「Broadway to Tokyo」開催協力


演出家通訳、来日公演の通訳や翻訳のお仕事もさせて頂きました。


日本芸術専門学校 卒業公演「Dream Line」共同演出

「Dream Line」は、生徒さん達の声をコーラスラインのようにモノローグとシーンで綴り、各々の憧れのミュージカルシーンということで、希望のナンバーも入れた卒業生みんなの物語。稽古プロセスでは、シアターゲームや演技エクササイズ等をし、シーンを膨らませた。(ディアナが歌う演技レッスンを膨らませたり)今までと将来、自分を登場キャラクターとして改めて分析するキャラクターワークも。涙あり笑いあり、卒業公演に向けて生徒さん達の等身大の葛藤と向き合える非常に熱い日々。








ミュージカルプロジェクト「Fame」演出

私も19歳の時に、「Fame」の舞台に立たせてもらい、「Live the moment」という今でも大事にしている演技の基礎を学んだ作品。それを、19歳前後の芸術専門学校の生徒さん達とできるのは運命の巡り合わせ!しかも、今までこのプロジェクトで演出をなさっていらした山田和也さんが監修、原田薫さん振付、音楽監督、河合篤子さん歌唱指導、高橋亜子さん翻訳・訳詞、松生紘子さんの美術、大野美由紀さん音響、岡田勇輔さん渡会さん照明、八木清市さん&土屋優紀さん舞台監督と豪華なスタッフ陣。FAMEは、シーンや台詞一つ一つに、演技・音楽・ダンスで生きていこうとする者達の教訓が詰まってる。例えば、「Hard work」努力すること。努力する才能という程、人一倍の努力や努力し続ける事は重要で、意識無意識に関わらず、自分へのフィードバックを冷静にし、改善し続けていく(正しい方向へ)のは本当に難しい。だからこそ、まず一番に叩き込まれる言葉として非常に納得。稽古では、シーン内で出てくるスタニスラフスキーの「俳優の技術」を齧ってエクササイズしたり、演技クラスのエクササイズを各シーンに関連づけて稽古を進行。作品上演の稽古だけど、専門学校一年生、初舞台の生徒さん達もいたので、ミュージカルABC(特に演技、キャラクターアークと各シーンや台詞の目的の整理等)を得ていく事で、自ら経験し気づいていくことと✖️FAMEの中で生きる 事に繋がるように工夫。

"I'm alive and will survive"「命輝かせ」高橋亜子さんが訳されたこの訳詞に全てが詰まっていると思い、とにかく生徒さん達が、命輝かせられる舞台を目指した。



朗読ミュージカル「星の王子さま」

&新作ミュージカル「Mirror, mirror...」一部楽曲披露@JZ BRAT 脚本・作詞・演出

作曲、栗山梢さんと共に、18年に作った「星の王子さまミュージカル」に曲を追加し、1時間程度の朗読ミュージカルに。神田恭平さんが飛行士・6つの星の住人達・キツネを見事に演じ分け、彩橋みゆさんの純粋で透き通る王子様、華やかで妖艷な栗山絵美さんのバラの花と蛇。JZ Bratの背景が何だか笑い上戸の星達に見えてきて、3人の豪華な歌声と栗山梢さんのピアノの音色が心に染みるひと時となった。

新作「Mirror, mirror...」はNYに住んでた時に、日本人の美意識って面白いと思い、「白雪姫」から着想し、現代の東京を舞台に、美容界の女王とその義理の娘の葛藤を描いた物語。

大切な人を亡くした同じ悲しみ、外見だけでなく心から美しくありたいという同じ想い。なのに、その存在自体が、押し殺していた憎しみという感情を呼び起こす。どうしたら2人仲良く暮らせるのか…それはキレイごとに過ぎないのか…美容界で注目される母娘の愛の葛藤を描きたいと思っている。今回は、ブランドソング「最も美しい人へ(姫リンゴの花言葉)」、娘が母との距離感に悩み孤独を歌う「ビューティーミュージアム」同じ大切な人(夫・父)への想いを歌う「重ねるルージュ」、娘を可愛がりたいと思いキレイゴトのように聞こえる娘の賛美が誠になれと歌う「キレイゴトの呪文」を披露。


渋谷音楽祭ストリートミュージカル「SHIBUYA FINDS YOU」構成・演出

渋谷の街を舞台にしたストリートミュージカル。テーマは、「ダイバーシティ&インクルージョン」実は、ミュージカルではよく扱われる題材で、渋谷の街でそれを体現しているSHIBUYA7(7人の渋谷っ子達)と、そのようなミュージカルのキャラクター達と出会っていくことで、周りの個性に押し潰されそうになっていた女子高生が自分を受け入れられるようになるストーリー。"Hairspray" "Dear Evan Hansen""The Greatest Showman""Kinky Boots""Wicked""Spiderman"等のミュージカル曲を通じて、他人の目より自分の心を見つめてみよう。というメッセージ。女子高生達が携帯越しのコミュニケーションに不安を感じる”Waving Through the Window”渋谷センター街のネズミ達を撃退したスパイダーマンは、実はスパイダーウーマンだったり、人種の壁を越えようとする二人を同性愛の二人と重ねる"Rewrite the Stars"、そして"This is me"に、最後は"Raise you up"で。渋谷文化村通りがミュージカルストリートになった30分間!



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