
大音智海(主演)
<プロフィール>
早稲田大学文学部演劇映像コース卒業。
関西テレビ開局55周年記念公演ミュージカル『愛の唄を歌おう』演出・宮本亞門で本格デビュー。
近年の代表作に『キンキーブーツ』『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』『ALTAR BOYZ』等。
昨年主演を務めた『ジャージー・ボーイズ』New Generation Teamフランキー・ヴァリ役は大きな話題となった。
またトニー賞最優秀主演男優賞受賞者ジョン・ロイド・ヤング氏のNYブロードウェイ54belowでのLIVEにゲスト出演。東京コットンクラブでも再度共演を果たし好評を博す。
2026年8月5日、早稲田小劇場どらま館での早稲田大学招聘公演『フェイス FACE / FAITH』リーディング公演③の出演も控えている。
<コメント>
「渾身の新作ミュージカル、その主人公Davidを是非演じて頂きたい」
そんなお言葉と共に頂いたお話でした。俳優として、非常に心躍るお言葉でした。
その上で台本を読み、ものすごくDavidの人生に惹かれました。
こんなにも成し遂げたいものがあり、それを狂気と共に追い、
もがき苦しんでいた男がいたのかと。
僕は夢を追って生きてきました。
いくら手を伸ばしてもそこに届かない現実にのたうちまわってきました。
Davidと一緒に戦いたい。
彼と僕の中に渦巻く狂気をぶつけ合ってこの物語を最高の熱量でお届けしたい。
そう思い、出演を決意しました。
夢の果てにどこに辿り着くか、是非見届けに来てください。

Paul Hodge(脚本・作詞・作曲)
<プロフィール>
オーストラリア出身の作曲家・作詞家。これまでに手がけた作品は、オフ・ブロードウェイ、ロンドン、エディンバラ・フェスティバル・フリンジ、そしてシドニー・オペラハウスをはじめとするオーストラリア各地で上演されている。
『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』のクリエイターであるアラン・ブーブリル、クロード=ミシェル・シェーンベルクとの共同執筆によるミュージカル『Martin Guerre』は、2026年10月にロンドン・オールド・ヴィック劇場で初演予定。また、BBCとオーストラリアで放送され人気を博した児童テレビシリーズ『Round the Twist』のミュージカル化作品のクリエイターでもある。
オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『Clinton』は、『ニューヨーク・タイムズ』の「Critics' Pick(批評家推薦作品)」に選出された。
<コメント>
『BLACK BOX』が東京で世界初演を迎えることを、とても嬉しく思います。
デイビッド・ウォーレンはブラックボックス(フライトレコーダー)を発明した人物ですが、その功績を誰にも語ることができないまま生涯を送りました。その知られざる歴史に強く惹かれたことが、この作品を書くきっかけでした。そしてもう一つ心を動かされたのは、彼の父親が飛行機事故で亡くなっていたという事実です。
実は、デイビッドがこの発明を思いつくきっかけとなったのは、彼自身が愛していた「音楽」でした。だからこそ『BLACK BOX』はミュージカルという形になりました。今回は、この作品を一人芝居として再構成し、主人公以外の登場人物はすべて録音された「声」として存在するようにしました。それは、ブラックボックスがすべてを失ったあとも、パイロットたちの「声」を残し続ける存在であることを重ね合わせたかったからです。
日本の皆さんに、この物語をお届けできる日を心から楽しみにしています。

渋谷真紀子(演出・翻訳・訳詞)
<プロフィール>
全米演出家振付家組合準会員。 25年日本版『SIX』演出レジデント。浅草九劇『songs for a new world』訳詞・演出。昭和音楽大学ミュージカルコース非常勤講師。近年の演出作品は、サンリオピューロランド『Magical Festa〜Let'sマジーケヴィス!〜』オールスタッフミュージカル『ピエタ』(俳優座劇場)、イッツフォーリーズミュージカル『遠ざかるネバーランド』(俳優座劇場)、渋谷音楽祭ストリートミュージカル、ブロードウェイミュージカル『THE WIZ』『FAME』、オフブロードウェイ受賞作曲家との配信ショートミュージカル『BLOOM』企画演出、国際共作ソングサイクル『WeSongCycle』等
<コメント>
日豪友好協力基本条約50周年という節目の年に、一人ミュージカル版『BLACK BOX』を世界初演できることを大変光栄に思います。
本作は、ブラックボックス(フライトレコーダー)を発明したオーストラリア人発明家デイビッド・ウォーレンの実話をもとにしたミュージカルです。約5年間、日本とオーストラリアの両国で活動してきた私にとって、「安全を守りながら革新を生み出す」という価値観は、両国を結ぶ大切な共通点の一つだと感じています。
空の安全を追い求めた一人の発明家の情熱と、その陰で支え続けた家族との葛藤を通して、「私たちは限られた人生の時間を何に捧げるのか」、そして「どんな声に耳を傾けて生きるのか」という普遍的な問いを描きます。自分自身の心の声、家族の声、失われた過去の声、未来へ託される声。本作は、そんな人と人を繋ぐ「声」の力を描く物語でもあります。
主人公以外を録音音声で表現し、映像とサウンドデザインによって記憶を辿る新たな上演形式にも挑戦します。大音智海さんをはじめとする素晴らしいキャスト・スタッフと共に、浅草九劇ならではの没入型ミュージカル体験をお届けしたいと思います。
また、皆様からいただく“声援”も、この世界初演を支える大切な力です。ぜひ劇場で、デイビッドの熱量を感じ、『BLACK BOX』に刻まれた“声”に耳を傾けていただければ幸いです。
